がん血液検査について | 医療法人社団博仁会 小池病院

がん血液検査について

がん血液検査についてCancer Blood Test

侵襲の高い内視鏡や針を使って腫瘍組織を採取する従来の生検(バイオプシー biopsy)に代えて、血液などの体液サンプルを使ってがんの診断や治療効果予測を行う技術です。

消化器がんマイクロアレイ血液検査

血液由来のRNAを解析することで胃、大腸、膵臓、胆道の4臓器のがんの有無を判定します。検査結果は採血後約1か月で届きますので、レポートをもとに詳細に説明致します。
ただしこの検査はすべてのがんを網羅できるわけではないこと、また検査では100%がんであると診断できるわけではなく、検査で陽性の場合であっても精密検査(CTや内視鏡検査など)の結果がんがない場合もあります。ですので検査の特性をよく理解したうえで検査を受ける必要があります。

費用
63,000円

Prodrome-PAC(膵がんのリスク検査)

膵臓がん患者の血液で特異的に減少する6種類の長鎖脂肪酸を測定しリスクを判定しています。血液のみの簡単な検査です。この検査のみで膵臓がんの有無を判定するものではなく、他検査結果と併せて今後の検査、治療方針にお役立ていただくことをお勧めします。

Prodrome-CRC(大腸がんのリスク検査)

大腸がん患者の血液で特異的に減少する15種類の長鎖脂肪酸を測定しリスクを判定しています。血液のみの簡単な検査です。この検査のみで大腸がんの有無を判定するものではなく、他検査結果と併せて今後の検査、治療方針にお役立ていただくことをお勧めします。